君はまだユナイトを知らない 総括

ツアー[君はまだユナイトを知らない]に一ヶ所でも参加してくれた皆さん 参加こそ出来なかったけどどこかでユナイトを想ってくれていた皆さん 本当にありがとうございました！ このツアーはユナイトにとって大きなターニングポイントだったと思います 自分たちにとってユナイトは何なのか 皆にとってユナイトは何なのか 再確認をする旅でした そもそものキッカケは沖縄で話した件です 来れなかった人には寝耳に水かもしれないので 改めてちゃんと話そうと思う 2017年は年明けからユナイト存続に関わる大きな問題にぶつかり その延長上でメンバーの意志や心はバラバラになり 上半期のユナイトはとても円満と言える状態ではなかったです 解散か？存続か？と二転三転する日々が続き まさしく明日の見えない毎日でした

６周年の次の展開としてワンマンツアーが決まってるものの

予定してた音源制作は中止

それに伴い考えていたツアーコンセプトも白紙にして このバンドの状態で新たに何をタイトルにし 何を目的にツアーを回ればいいんだろう そんな事を考えていたらツアータイトルも一向に決まりませんでした その後マネージャーの鶴の一声でタイトルが決まってからも このツアータイトルとどう向き合うのか 来てくれる人にどう向き合ってもらうのか 何もかもが具体性を欠いたまま時間だけが過ぎていく中で 少しずつ先々の事を話す事で ツアーをどうしよう そろそろ新曲はやりたい やるならリリースしたい リリースするならリリース前のイベントライブでやってみたい けど今からじゃ正式な流通でのリリースは間に合わない じゃあ会場限定とかどうだろう とかとても７年目のバンドの会話じゃない様な青い会話をしたりしてました けど本来バンドってそうだったよな……と感じたりもして つぎはぎのアイデアの整合性を考える作業もなんか楽しかったりもしました 広島のMCでも話したのですが 人は何事にも慣れてしまうもので 今自分の身の回りにあるあらゆるモノが当たり前だと錯覚するようになります キャンゼルの解散後 再びハク君とゆきみ君がまた一緒にバンドをやりたいと言ってくれた事も ファンだったLiN君の楽曲を自分のバンドの曲として演奏出来る事も 普通ならバンドのボーカルとして嫌がりそうなボーカルソロの曲も結さんは歌ってくれる事も 莎奈さんが大阪から身一つで東京へ来てユナイトに加入してくれた事も キャンゼルが終わりユナイトとしてまたステージに立てた事も その時その瞬間はすごく嬉しかったはずなのに いつの間にか当たり前の"様な"気分になってった そういう昔あったあらゆることを当時の楽曲を演奏することで思い出せるツアーでした これはあくまで俺の話です 具体的にここからバンドとして意識が変わったとか明確な日付はありません ただ今回のツアーを回っていく中で それぞれが都度何かを思ったり感じたりして その結果がファイナルや裏ファイナルでのユナイトだと思います なので2016年のユナイトとという船よりは頑丈で強固な船になったのかもしれません 少なくとも2017年始の問題が今再び降りかかってきても 今日のユナイトという船は沈没しないはずです 沖縄でも言った通りですが 今日のユナイトは解散しません これからも"終わらない"を目指して頑張っていきます けど明日のユナイトの事は誰にも分かりません 分からないからこそユナイトもユナイトを愛してくれる沢山の人等も 大切にしたいし改めて大事にしたいと思いました

これは2011年の自分も思っていた事です

そこに再び立ち返る事が出来たような気がします

守りたい場所

それが俺の「A、ユナイトとは…」です 皆にとっての「A、ユナイトとは…」は何だったでしょうか？ 取るに足らない有象無象の中の一つにすぎないのか 何ものにも代えがたい尊いものなのか どんな結果もそれぞれが間違いではないですが 願わくば皆にとって必要とされる存在であってほしいなと思います 各地で待っていてくれた人達 各地に飛んできてくれた人達 参加出来ずとも想ってくれていた人達 皆のお陰で今日のユナイトがあります 本当にありがとう ユナイトの椎名未緒でいさせてくれてありがとう 明日もユナイトの椎名未緒でいられますように